ポエム D=1 として観察する。 C を p/q だけ右にシフトしたもの (C') と C が重なってはいけない。 C を左側から構築すると、途中で C' の上側か下側のどちらかに拘束される。上側に拘束されたとする。 ここで、 C が左方向に戻るのは、後で押し戻すことで戻らない解に替えられそうということでそのような移動は考えないことにする。 x=1 において C' は y<0 の領域を通過しないといけないから、 x=1-p/q では C が y<0 の領域を通過しなければならない。 よって x=1-p/q でも C' は y<0 の領域を通過する。繰り返すと、 p divides q のとき x=p/q のとき y<0 の領域を通過しなければならず、 C が C' の下側に拘束されてしまう(矛盾)。 そうすると p=1 の場合は不可能と考えられた。 p >= 2 の場合の構築の方針も、この観察に従って考えれば得られた。