No.2176 LRM Question 1 解説
まだ一般公開されていません。 2023-01-06 23:50:00 +0900 JSTに公開される予定です。 ACを取っていると見ることが出来ます。
解説
, , とします。
本問の答えである の値を愚直に求めようとすると、処理全体で要する計算量は として であり、
今回の制約は なので TLE
となる可能性があります。
そのため、次のように計算方法を工夫する必要があります。
まず、 の計算方法に着目すると、任意の正整数 に対して、
であることが分かるので、各 について直前の における計算結果を利用することにより、 は高速に計算できます。
よって、先の計算量は から に落とせますが、 の値は非常に大きい可能性があるので、これだけでは不十分です。
そこで、 について次が成り立つことを利用します。
が 以上の整数ならば、 はともに の倍数である。
この事実から、 の計算において、 以上の に関する項を で割った余りはすべて となるため、これらの総和は無視しても良いです。
以上より、本問の答えを求める処理全体で要する計算量は として であり、本問では なので十分高速です。
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