No.2404 Vertical Throw Up
タグ : / 解いたユーザー数 50
作問者 : 👑 獅子座じゃない人 / テスター : 👑 amentorimaru
問題文
ルエラちゃんは、ボールの鉛直投げ上げ運動の実験を行いました。この実験では、投げ上げるボールを途中で増やしながら、指定された時刻でのボールの変位の最大値を順に実験レポートに書くことになっていました。しかし、ルエラちゃんは実験結果を残していなかったため、予想で実験レポートを書くことにしました。
ルエラちゃんの住んでいる星の重力加速度は $2a$ で与えられます。ボールの鉛直投げ上げ運動の変位は時刻の $2$ 次関数で表され、 $2$ 次の係数が $-a$ であるとします。すなわち、ボールが投げ上げられて戻るまでの間の時刻 $t$ でのボールの変位 $h$ は、ある定数 $b,c$ を用いて $h=-at^2+bt+c$ と表せます。
このとき、以下の $Q$ 個のクエリ $\{q_i\}$ に答えてください。
1 s t
実験するボールを追加する。ボールは時刻 $s$ のとき変位 $0$ から投げ上げられ、時刻 $t$ で変位 $0$ に戻ってくる。2 t
ボールの時刻 $t$ での変位の最大値を出力して改行する。ただし、時刻 $t$ で鉛直投げ上げ運動をしているボールがない場合、0
を出力して改行する。
なお、この問題の制約下で、出力する値が全て整数となることが証明できます。
また、クエリ $2$ の形式で与えられる $t$ はクエリの順に従った広義単調増加であるものとします。すなわち $q_i\ (1\leq i\leq Q)$ が「 $2\ t_i$ 」でクエリ $q_j\ (1\leq j\leq Q)$ が「 $2\ t_j$ 」であるとき、 $i\lt j$ ならば $t_i\leq t_j$ が成立します。
入力
$a$ $Q$ $q_1$ $q_2$ $q_3$ $\vdots$ $q_Q$
クエリ $q_i\ (1\leq i\leq Q)$ は以下のどちらかの形式で与えられます。
$1\ s\ t$
$2\ t$
- 入力は全て整数
- $1\leq a\leq 100$
- $2\leq Q\leq 10^5$
- $0\leq s\leq 10^8$
- $0\leq t\leq 10^8$
1 s t
の形式のクエリについて、 $s\lt t$2 t
の形式のクエリで与えられる $t$ は広義単調増加- クエリ $q_1$ は、
1 s t
の形式 2 t
の形式のクエリが存在する
出力
2 t
の形式のそれぞれのクエリについて、時刻 $t$ での変位の最大値または $0$ を出力して改行してください。
サンプル
サンプル1
入力
5 7 1 0 2 2 1 1 0 4 2 1 2 3 1 1 6 2 4
出力
5 15 15 30
クエリ $q_1$ では、時刻 $0$ のとき変位 $0$ から投げ上げられ、時刻 $2$ で変位 $0$ に戻ってくるボールを追加します。このボールの時刻 $t$ での変位 $h_1$ は $h_1=-5t^2+10t$ と表せます。 $t=1$ を代入すると $h_1(1)=5$ となるため、クエリ $q_2$ に対する出力は5
となります。
クエリ $q_3$ では、時刻 $0$ のとき変位 $0$ から投げ上げられ、時刻 $4$ で変位 $0$ に戻ってくるボールを追加します。このボールの時刻 $t$ での変位 $h_2$ は $h_2=-5t^2+20t$ と表せます。 $t=1$ を代入すると $h_1(1)=5,\ h_2(1)=15$ となるため、クエリ $q_4$ に対する出力は15
となります。
サンプル2
入力
5 3 1 0 2 1 4 6 2 3
出力
0
2 t
の形式のクエリで与えられる時刻 $t$ に、鉛直投げ上げ運動をしているボールが存在しない場合もあります。
サンプル3
入力
3 10 1 2 4 2 1 2 3 2 4 1 0 5 2 4 2 6 1 1 9 2 6 2 8
出力
0 3 0 12 0 45 21
提出するには、Twitter 、GitHub、 Googleもしくは右上の雲マークをクリックしてアカウントを作成してください。