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教育的問題
No.2970 三次関数の絶対値
レベル :
/ 実行時間制限 : 1ケース 2.000秒 / メモリ制限
: 512 MB / 小数誤差許容問題 絶対誤差または相対誤差が
10−3 以下。ただし、ジャッジ側の都合で500桁未満にしてください
タグ :
/
解いたユーザー数 50
作問者 : 👑
p-adic
/ テスター :
Moss_Local
問題文最終更新日: 2024-08-18 09:58:58
問題文
L≤R を満たす 6 個の整数 C0,C1,C2,C3,L,R が与えられます。
L≤x≤R を満たす実数 x 全体における ∣C0+C1x+C2x2+C3x3∣ の最小値
L≤x≤Rmin∣C0+C1x+C2x2+C3x3∣
を求めてください。ただし最小値が存在することは証明可能です。
入力
入力は以下の形式で標準入力から 2 行で与えられます:
- 1 行目に C0,C1,C2,C3 が半角空白区切りで与えられます。
- 2 行目に L,R が半角空白区切りで与えられます。
C0 C1 C2 C3
L R
制約
入力は以下の制約を満たします:
- C0 は −10≤C0≤10 を満たす整数である。
- C1 は −10≤C1≤10 を満たす整数である。
- C2 は −10≤C2≤10 を満たす整数である。
- C3 は −10≤C3≤10 を満たす整数である。
- L と R は −10≤L≤R≤10 を満たす整数である。
出力
L≤x≤R を満たす実数 x 全体における ∣C0+C1x+C2x2+C3x3∣ の最小値
L≤x≤Rmin∣C0+C1x+C2x2+C3x3∣
を 1 行に出力してください。
最後に改行してください。
なお、この問題は小数誤差許容問題です。厳密な答えの小数点以下 6 桁精度近似値からの絶対誤差または相対誤差が 10−3 以下であれば正解となります。
ただしここで実数 x の小数点以下 6 桁精度近似値とは、小数点以下高々 6 桁の有限小数表示を持ち x を超えない最大の実数を表します。
また、ジャッジ側の都合で出力は 500 桁未満にしてください。
サンプル
サンプル1
入力
0 0 0 0
0 0
出力
0.000000
f(x)=C0+C1x+C2x2+C3x3=0+0x+0x2+0x3 と置きます。∣f(x)∣ は区間 [L,R]=[0,0] で 0 の値のみを取るので、
L≤x≤Rmin∣f(x)∣=0
です。
サンプル2
入力
0 -1 0 0
1 2
出力
1.000000
f(x)=C0+C1x+C2x2+C3x3=−x と置きます。∣f(x)∣=∣x∣ は区間 [L,R]=[1,2] で x と等しく狭義単調増加するので、
L≤x≤Rmin∣f(x)∣=∣f(L)∣=1
です。
サンプル3
入力
1 0 1 0
-1 1
出力
1.000000
f(x)=C0+C1x+C2x2+C3x3=1+x2 と置きます。∣f(x)∣=1+x2 は区間 [L,R]=[−1,1] で下に凸であり、x=0 の時に最小値を取るので、
L≤x≤Rmin∣f(x)∣=∣f(0)∣=1
です。
サンプル4
入力
0 0 0 1
-1 2
出力
0.000000
f(x)=C0+C1x+C2x2+C3x3=x3 と置きます。∣f(x)∣=∣x3∣ は区間 [L,R]=[−1,2] で零点(方程式 ∣f(x)∣=0 の解) x=0 を持つので、
L≤x≤Rmin∣f(x)∣=0
です。
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