No.35 タイパー高橋
問題文
高橋くんは高速なプログラミングにはタイピング力が不可欠と考えています。
そこで、タイピングゲームでタイピング力を鍛えます。
この問題では簡単のために、タイピングする文字列はアルファベット小文字のみからなる文字列を考えます。
あるタイピングゲームでは、\(1\) ゲームは \(N\) 個の区間に分かれており、区間 \(k\) では、\(T_k\) ミリ秒以内に \(S_k\) という文字列をタイピングしなければいけません。
高橋くんは \(1\) 秒あたり \(12\) 文字まで正しくタイプすることができます。
これは、\(1000\) ミリ秒では \(12\) 文字まで、\(999\) ミリ秒では \(11\) 文字までタイプできるということで、\(m\) ミリ秒では \(\lfloor 12m/1000 \rfloor\) 文字までタイプできることになります。(\(\lfloor x \rfloor\) は \(x\) を超えない最大の整数を表します)
高橋くんはできるだけ多くの文字をタイプするとして、\(1\) ゲーム全体で、高橋くんが正しくタイプできる文字数、および、タイプできずに逃してしまう文字数を求めるプログラムを書いてください。
入力
\(N\) \(T_1\ S_1\) \(T_2\ S_2\) \(\vdots\) \(T_N\ S_N\)
\(1\) 行目では、\(1\) ゲームの区間の数を表す整数 \(N \ (1 \leq N \leq 1000)\) が与えられます。
次の \(N\) 行では、順番に区間 \(k\) での制限時間を表す整数 \(T_k\ (1 \leq T_k \leq 30000)\) および入力すべき文字列 \(S_k\) が半角スペース区切りで与えられます。
\(S_k\) はアルファベット小文字のみからなる文字列で、その長さは \(1\) 以上 \(100\) 以下です。
出力
高橋くんが正しくタイプできる文字数、および、タイプできずに逃してしまう文字数を半角スペース区切りで \(1\) 行で出力してください。
出力の終わりは改行してください。
サンプル
サンプル1
入力
2 750 yukicoder 749 yukicoder
出力
17 1
高橋くんは \(9\) 文字打つのに必要な時間は \(750\) ミリ秒です。
区間 \(1\) では全てタイプすることができますが、区間 \(2\) ではわずかに時間が足らず、\(1\) 文字打ち逃してしまいます。
サンプル2
入力
4 83 topcoder 417 atcoder 29183 yukicoder 1 codeforces
出力
14 20
区間 \(3\) では、yukicoderをタイプし終わった後に暇な時間がありますが、余った時間を他の区間にまわすことはできません。
おまけ: http://www.sightseekerstudio.com/typingmania/contents/odyssey.html
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