No.635 自然門松列
定義
3つの実数から成る数列$v = (a_1,a_2,a_3)$が次の条件を満たす時,$v$は門松列であると言い伝えられています.
- $a_1,a_2,a_3$は全て異なる
- 3つの要素のうち$a_2$が最も大きい,あるいは最も小さい
問題文
雪古寺さんは,1列に並んだ3本の竹が自然に生えているのを発見した.
竹を観察したところ,$i$ 番目の竹の長さは現在 $x_i$ [m]であり,1時間当たり $y_i$ [m]伸びることが分かった.
成長速度は一定であり,途中で枯れたり折れたりすることは考えないものとする.
雪古寺さんは,3本の竹の長さが門松列になった瞬間を写真に収めたいらしい.
そのような瞬間は存在するだろうか?
3本の竹の長さが門松列になる見込みがあるならばYESを,無いならばNOを出力してください.
入力
$N$ $testcase_1$ $testcase_2$ ... $testcase_N$
この問題は1つの入力に$N (1\le N \le 200)$個のテストケースが改行区切りで書かれている.
1行目にテストケースの個数,2行目から$N+1$行にテストケースが与えられる.
各行のテストケースは次のようなスペース区切りで1行で与えられる.
$x_1$ $x_2$ $x_3$ $y_1$ $y_2$ $y_3$
$1 \le x_i \le 2020$
$1 \le y_i \le 2020$
全て整数である.
出力
3本の竹の長さが門松列になる見込みがあるならばYESを,無いならばNOを各テストケースごとに改行区切りで出力してください.
最後に改行してください。
サンプル
サンプル1
入力
5 3 7 8 3 2 1 1 3 2 100 200 300 1 2 3 4 5 5 1 4 8 6 4 1 1 1 1 1 1 1
出力
YES YES NO YES NO
この入力では5つのテストケースが与えられている.
1行目のテストケースは,現在3本の竹の長さが3m,7m,8mであり,それぞれ1時間あたり3m,2m,1m成長します.
現在から2時間経過したとき,竹の長さは9m,11m,10mと門松列になるので,YESを出力します.
2行目のテストケースは,現在の竹の長さが既に門松列になっているのでYESです.
3行目のテストケースは,竹の長さが常に昇順になるため,NOを出力します.
4行目は,$11/8$時間後に門松列になります.3本の竹の長さが門松列になる時間帯が整数を含むとは限りません.
5行目は,全ての竹の長さが常に等しく,門松列の制約の1つである『$a_1,a_2,a_3$は全て異なる』を常に満たさないのでNOです.
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